介護支援専門員(ケアマネジャー)試験について

試験の目的

試験の正式名称は、介護支援専門員 実務研修受講試験 です。

この試験は、介護支援専門員実務研修受講希望者に対して研修を行うにあたり、事前に介護保険制度等に関する必要な知識等を有していることを確認するために行われます。

試験合格者のみ、介護支援専門員実務研修を受講することができます。

受験資格

平成30年度(第21回)受験資格


(注意!)
改正により、平成30年度(第21回)試験からは受験資格が変更となり、受験できる職種が大幅に限定されました。

1.保健・医療・福祉に係る法定資格保有者
  上記資格に基づく実務経験5年以上、かつ従事日数900日以上

2.対象となる相談援助業務従事者
  上記に基づく実務経験5年以上、かつ従事日数900日以上

※対象となる業種が多岐にわたるため、詳細については「平成30年度受験申込要領」を必ずご確認ください。

試験内容

1年に1度、各都道府県ごとに行われます。
試験日と試験問題は全国共通です。

■出題方式
 五肢複択方式(5つから2~3つ選択)
 解答はマークシート方式

■出題数
 全60問(介護支援分野 25問、保健医療福祉サービス分野 35問)
 受験者は全60問すべてに解答すること(解答の一部免除は廃止されました)

■試験時間
 120分(弱視等受験者 156分、点字受験者 180分)

■合否基準
 ・介護支援分野の合格基準点
 ・保健医療福祉サービス分野の合格基準点

 これら両方の基準点を超えると合格となります。
 70%が基準値ですが、難易度・正答率によって年度毎に変動します。

試験日・時間

 平成30年 10月14日(日) 午前10時開始

申込み方法

受験の流れ

受験の申し込み方法や期間・受験料等は,各都道府県によって異なります。
詳しくは、受験する都道府県の「受験申込要項」でご確認ください。

5月下旬~6月下旬など
(ひと月程度)
自分が受ける受験開催地の指定する場所での配布、
又は郵送で「受験申込要項」を入手。
~6月末日など
(各県等担当課へ要確認)
受験要項を確認の上、必要書類を準備して申込み。
試験前 受験票が届く
試験日(10月初~中旬) 午前10時から試験開始
11月下旬~12月上旬 試験の合否通知
翌年1月~ 実務研修が順次開始

 

(注意!)
介護支援専門員(ケアマネジャー)は、各都道府県知事が主体となって試験を行う「公的資格」です。

受験にあたっては、
・受験資格に該当する業務に従事している場合はその勤務地がある都道府県
・従事していない場合は住所地の都道府県

で申込み、試験を受けなければなりません。

受験地を誤って申し込んだ場合、受付ができませんのでご注意ください。


※詳細につきましては、社会福祉振興・試験センター(http://www.sssc.or.jp)の介護支援専門員ページをご覧ください。


これまでの試験結果

合格率はおおよそ10%~20%台と、介護福祉士などに比べると難しい試験と言えます。

年度(回) 受検者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
平成10年度(第1回) 207,080 91,269 44.1
平成11年度(第2回) 165,117 68,090 41.2
平成12年度(第3回) 128,153 43,854 34.2
平成13年度(第4回) 92,735 32,560 35.1
平成14年度(第5回) 96,207 29,508 30.7
平成15年度(第6回) 112,961 34,634 30.7
平成16年度(第7回) 124,791 37,781 30.3
平成17年度(第8回) 136,030 34,813 25.6
平成18年度(第9回) 138,262 28,391 20.5
平成19年度(第10回) 139,006 31,758 22.8
平成20年度(第11回) 133,072 28,992 21.8
平成21年度(第12回) 140,277 33,119 23.6
平成22年度(第13回) 139,959 28,703 20.5
平成23年度(第14回) 145,564 22,339 15.4
平成24年度(第15回) 146,586 27,905 19.0
平成25年度(第16回) 144,397 22,324 15.5
平成26年度(第17回) 174,974 33,535 19.2
平成27年度(第18回) 134,539 20,924 15.6
平成28年度(第19回) 124,585 16,280 13.1
平成29年度(第20回) 131,560 28,223 25.1

(厚生労働省調べ)

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