介護福祉士 第22回 レクリエーション活動援助法

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問題 1.

国際生活機能分類(ICF)の考え方に基づいたレクリエーション活動援助に関する
次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。



1 現在行なっているレクリエーション活動を重視すればよい。

2 「参加」は、地域行事への参加を促すことで達成できる。

3 レクリエーション活動を増やす為には、環境因子を整えればよい。

4 レクリエーション活動援助の目的は、身体能力の向上を目指すことである。

5 レクリエーション活動のニーズは、本人の生活歴や現在の生活状況から把握する。




問題 2.

レクリエーション活動援助のプロセスに関する次の記述のうち、適切でないものを
一つ選びなさい。



1 援助プロセスは、事前評価、計画策定、実施、評価で構成される。

2 事前評価では、日常生活全般に対する欲求を探索する。

3 事前評価では、基礎生活、社会生活、余暇生活についてアセスメントを行なう。

4 計画策定では、援助者の方針を優先させる。

5 実施では、計画に沿って援助者は利用者と直接的又は間接的にかかわる。




問題 3.

次のうち、レクリエーション活動援助を総合的に評価するにあたり、最も重視
すべきものとして、適切なものを一つ選びなさい。



1 援助者の実施満足度
2 時間的・経済的効率性
3 家族の満足度
4 利用者のQOL
5 利用者のADL



次の事例を読んで、問題4から問題6までについて答えなさい。

(事 例)
 Nさん(72歳、女性、要介護3)は29歳で結婚、30歳で息子を出産直後に、夫を交通
事故で亡くした。その後、市営住宅に移り息子と二人暮らしをしながら、工場で部品
製造のパートで生計を立てた。そのころの楽しみは、ベランダでわずかな野菜を育
てることと、歌謡曲を口ずさむことだった。網膜色素変性症のため、50歳ごろから
次第に視力低下が進み、60歳で全盲になり、仕事を辞めた。
 3年前、食欲不振、脱水の症状で体調を崩し、その後ぼんやりする事が多くなり、
火の後始末や身の回りのことが出来なくなってきた。息子の縁談もまとまったが、
「迷惑はかけられない」と1年前、養護盲老人ホームに入所。その後次第に息子の名
前も分からなくなってきた。
 息子の訪問も疎遠になり、Nさんは家に帰りたがっている。最近夜間、一人でぶつ
ぶつ言いながら、つたい歩きをするようになった。



問題 4.

次のうち、Nさんの状況から考えられるものとして最も適切なものを一つ選び
なさい。



1 感染症
2 認知症
3 糖尿病
4 パーキンソン病
5 胃潰瘍



問題 5.

レクリエーション活動援助におけるNさんへの働きかけに関する次の記述のうち、
最も適切なものを一つ選びなさい。


1 庭に出て季節の野菜に触れるように勧める。
2 ジグソーパズルを勧める。
3 部品の組み立てを勧める。
4 クラシック音楽の鑑賞を勧める。
5 息子の婚約者に会いに行くことを勧める。



問題 6.

生活意欲の向上へ向けたNさんへの声かけに関する次の記述のうち、適切でない
ものを一つ選びなさい。


1 「買い物に行ってみませんか」
2 「息子さんを誕生会に招待してみませんか」
3 「カラオケで歌ってみませんか」
4 「散歩に出かけてみませんか」
5 「車いすに乗ってみませんか」

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