介護福祉士 第22回 リハビリテーション論 解説



[問題1] 解答4

正しい。

正しい。
背景因子は、環境因子と個人因子の2つの構成要素からなり、ある健康状態にある個人やその人の健康状況や健康関連状況に影響を及ぼしうるものである。

正しい。

「身体構造とは、器官・肢体とその構成部分などの、身体の解剖学的部分である。」とあるように精神機能は含まない。
精神機能は心身機能に含まれる。

正しい。



[問題2] 解答2

パーキンソン病の主症状は次の通り。
1:安静時振戦(手先のふるえ)、2:筋強剛(固縮)、3:動作緩慢(動作がのろくなる)、4:姿勢保持反射障害(すくみ足)、5:その他の症状(自律神経障害、突進現象、歩行障害、精神症状、仮面様顔貌(表情がなく瞬きが少ない))

正しい。

歩き出すと徐々に速くなる加速歩行や小刻みに歩く小刻み歩行となる。

筋肉が固縮するので、動きは円滑でなくぎこちなくなる。

表情は仮面様顔貌で、まばたきも非常に少ない。



[問題3] 解答3

理学療法士は、身体的な機能障害がある人たちを対象に、機能回復・維持を目的として、医師の指示によって歩行訓練や体操などの運動法、マッサージ、温熱電気療法などを通して理学的に患者の回復を図る。
ちなみに家事動作訓練は作業療法に含まれる。


作業療法士は、身体または精神に障害のある人に対して、社会復帰できるように、主として作業活動を通して訓練・指導・援助を行う。
具体的には、手芸や工芸、絵画、造園、玩具などを使って回復を促す。
ちなみに歩行訓練は理学療法に含まれる。


正しい。

言語聴覚士は、言語・聴覚・音声に障害を持つ小児や成人に対して、適切な治療指導を行うと共に、その家族に対しても助言・指導・援助を行いながら、機能の回復をはかりつつ、言語能力の回復向上をめざす。

視能訓練士は、両眼視機能障害のある人に対して、医師の指示の元に、弱視や斜視などの矯正訓練や視力・視野・色覚・光覚などの一般検査を行う。
ちなみに嚥下障害のリハビリテーション評価は、医師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士などの専門職が行う。




[問題4] 解答1

リーチャーとは、下に落ちたもの、手の届かない所にあるものをしっかりと楽につかむマジックハンドのことである。

適切である。

適切である。

適切である。
食べ物を釘で固定するため、片手で食材を切るときは便利。

適切である。