介護福祉士 第21回 レクリエーション活動援助法

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問題 1

レクリエーションの発展過程に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないもの
に×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。


A 国際レクリエーション協会の「レジャー憲章」において、レジャーに対する権利が示さ
  れた。

B アメリカでは、プレイグラウンド運動によってレクリエーションが普及した。

C イギリスでは、レクリエーション運動の中でセツルメント活動が生まれ、発展した。

D 日本では、第二次世界大戦後、日本レクリエーション協会が設立され、地域、学校、職
  域で活動を展開した。



A  B  C  D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×


問題 2

レクリエーション活動援助計画の立案に関する次の記述のうち、適切でないものを
一つ選びなさい。



1 利用者の思いや願いを反映させる。

2 利用者や家族からの聞き取りや行動の観察などを通して、情報を得る。

3 レクリエーション活動によってQOL(生活の質)の向上を図るという視点から、情報を得る。

4 利用者がレクリエーション活動を楽しみ、より生き生きとした生活を継続できるようにする。

5 利用者それぞれのニーズに応えるのは困難であるので、画一的なプログラムを立てる。



問題 3

介護予防通所介護費にかかる次の加算のうち、レクリエーション活動援助を展開するにあたり、
最も適切なものを一つ選びなさい。


1 栄養改善加算
2 運動器機能向上加算
3 事業所評価加算
4 アクティビティ実施加算
5 口腔(くう)機能向上加算




 次の事例を読んで、問題4から問題6までについて答えなさい。

〔事 例〕
 一人っ子のFさん(39歳、男性)は、スポーツ万能で成績も優秀であった。大学卒業後、
 大手企業に勤務していた。結婚を3か月後に控えた29歳の時、プールへ飛び込んだ際、
 頸(けい)髄を損傷して四肢麻痺となった。受傷前は婚約者と映画を一緒に見に行った
 り、自分たちの子供を夢見て語り合ったりしていたが、受傷から1年後、自ら婚約を破棄
 した。
 2年前の37歳の時に身体障害者療護施設に入所した。パソコンで各種ホームページを
 見る生活が中心であり、施設内での行事への参加には積極的ではないが、様々な情報
 を収集して施設内で啓発する役割には生きがいを持っている。最近「若いころは楽しか
 った」と漏らす。昨年、父親を亡くした際、「親戚、友人や同窓生に会いたくない」と通夜
 や葬式の参列を拒んだことから、唯一の肉親である母親との面会は途絶えている。
 パソコンでメールをやりとりしている友達はいるが、自分に障害があることを伝えては
 いない。


問題 4

次の記述のうち、レクリエーション活動援助を計画する際に、Fさんの現状を把握した
ものとして、最も適切なものを一つ選びなさい。


1 受傷後には婚約を破棄したが、今は新たな出会いを強く求めている。

2 プールで受傷したが、できたら若いころのように泳ぎたいと願っている。

3 パソコンでメールをやりとりしている友達とは会っていないが、何でも相談している。

4 受傷前は楽しい日々を送っていたが、今は施設での役割を担い、生きがいとしている。

5 一人残された母親の将来が不安だが、一緒の趣味を探そうとしている。



問題 5

今後のFさんに対する社会参加を推進するためのレクリエーション活動援助に関する
次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。



1 施設内のクラブやサークルへの参加を働きかける。

2 同窓会に積極的に参加するよう働きかける。

3 近隣のイベント情報を入手し、施設や他の利用者に発信するよう働きかける。

4 映画鑑賞会を企画し、パソコンで案内状を作成するよう働きかける。

5 インターネットを利用した交流を働きかける。



問題 6

Fさんとの接し方に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。


1 思いや望みを聴くような機会を多くもつ。
2 彼岸などの時期に墓参りへの声かけをする。
3 メールを個人的に交換できるようにアドレスをもらう。
4 母親と面接することについて話題にする。
5 外出プログラムへの働きかけを行う。

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