健康・福祉の情報発信「いきいき倶楽部」


1)気管支喘息とは

気管支喘息とは、主にアレルギー性の炎症により、気管支が狭くなる病気のことです。
気管支が狭くなることで突然の咳き込みやヒューヒュー、ゼイゼイといった音がする喘鳴、呼吸困難などが起こります。
症状がない時でも、気道に慢性の炎症が起こっていることが多く、少しの刺激に反応して発作が起こりやすくなります。
子どもの病気だと思われがちですが、成人になってから小児喘息が再発したり、新たに発症するケースも増えています。

 

2)咳喘息とは

風邪は治ったのに咳が長く残っている場合は、咳喘息の可能性があります。
咳喘息とは痰が出ない咳が慢性的に続く病気で、気管支喘息のようなヒューヒュー、ゼイゼイという喘鳴や呼吸困難は起こらず、熱も出ないことが多いです。
長引く咳だけが唯一の症状ですが、そのまま気管支喘息へと移行する場合もあるので、注意が必要です。
目安として、咳が2~3週間続く時は、医療機関を受診した方がよいでしょう。
咳喘息と診断された場合は、気管支喘息とほぼ同様の治療が行われます。

 

3)発作を誘発する要因

次のようなものが喘息発作を引き起こすと言われていますが、原因となる物質を特定できないこともあります。
発作の誘因がわかっている場合は、できるだけ遠ざけるようにすることが予防につながります。

 ・アレルゲン (ダニやホコリ、ペットの毛、花粉など) の吸入
 ・ウイルスや細菌の感染
 ・激しい運動
 ・ストレス
 ・気温の急激な変化
 ・過労
 ・喫煙や飲酒

 

4)治療

主に治療に使われるのは、ステロイド薬気管支拡張薬です。
ステロイド薬は吸入で使われることが一般的ですが、気管支拡張薬には吸入薬、貼付薬、内服薬があり、服薬管理はとても重要です。
発作を起こさないために服薬を続けると同時に、発作時の薬も備えておくことが大切です。

 

5)喘息を予防するには


ストレスをためない ストレスで、体の機能を調節する体内物質のバランスがくずれ、喘息が悪化しやすくなります。
禁煙 タバコの煙は気道の刺激になるだけでなく、喘息の元である炎症を悪化させます。喫煙を続けると、喘息の基本治療薬である吸入ステロイド薬の効きが悪くなることも分かっています。
十分な睡眠をとる 睡眠不足で疲労がたまると、風邪を引きやすくなったり、アレルゲンに対してより敏感になったりします。
感染予防 風邪やインフルエンザなどのウイルス感染で、さらに炎症が強まり、刺激を受けやすくなります。
適度な運動 適度な運動を行うことで、心肺機能が高まり、基礎体力がアップして、発作が起こりにくい体になります。
アレルゲンを減らす 身の回りのアレルゲンをできる限り減らして、発作が起こらないようすることが大切です。掃除と換気をこまめに行いましょう。

 





 



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